地籍情報10万筆分が紛失 / 茨城県

20日午前9時30分ごろ、鉾田市役所の地籍調査課で、

業務用パソコンがなくなっているのを、出勤してきた職員が見つけ、

鉾田署に通報した。



同署が調べたところ、市役所分室2階の同課室内から、

ノート型パソコン2台(計約30万円相当)、

デスクトップ型パソコン1台の本体(約10万円相当)、

トランシーバー6台(計約6万円相当)が盗まれていた。


デスクトップ型パソコンのハードディスクには、

市内の土地の所有者、地番、面積などの地籍情報が約10万筆分。

このパソコンにパスワードは設定されていなかった。



同課では先月中旬にも、

今回と同様に1階サッシ窓が割られる手口で、

測量用機械などが盗まれている。


分室1階のサッシ窓が割られており、

同署では、職員が施錠して退庁した19日午後9時から20日午前9時30分ごろまでの間に侵入し盗んだと見て、調べている。


大量の地籍情報が入ったパソコンの盗難に、

市民は情報が不正に利用されないかと心配している。


このデスクトップ型パソコンにはパスワードの設定がなく、

簡単にデータを見ることができるためだ。

地籍情報の入手が目的かどうかは明らかでないが、

情報管理の甘さが露呈したかっこうだ。



地籍の情報は、法務局の登記簿などで有料で閲覧できる。


今回は、市内の土地の約85%にあたる約10万筆分の情報が

一括して犯人の手に渡ってしまった。


職員一人ひとりが管理しているノート型パソコンには

パスワードが設定されているが、

デスクトップ型は共用で、設定がなかった。




同課では「鍵を複数付けるなど、防犯には気を付けていたが…。

市民には申し訳なく思っている」(幹部)としている

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