7日午前7時ごろ、出勤してきた男性社員(66)が
千葉県市原市五井の検査会社「非破壊検査」(大阪市)
京葉事業部の保管庫で、放射性同位元素イリジウム192を
密封した容器が無くなっているのをが見つけた。
非破壊検査によると同社は五、六の両日は休みだったが、
五日未明、保管庫内の防犯カメラに容器を持ち出す
不審な人物が写っており、市原署が窃盗事件として調べている。
盗まれたイリジウムは直径二ミリほどの固体金属。
取っ手が付いた円筒型のステンレス製容器に、
タングステン合金で遮へいする形で密封されていた。
容器から取り出したイリジウム192から出る放射線を
長時間近くで浴びると、死亡する場合もあると言う。
文部科学省は保管方法に問題があった可能性もあるとして、
放射線障害防止法に基づき、同社に報告を指示した。
市原署などの発表では、
犯行時、保管庫には容器が計二十八個あったという。
保管庫は四階建てビル一階の一室。
カードキーと普通の鍵の二つがないと入り口は開かず、
会社近くの社員寮に置いた箱で保管する
二つの鍵が使われたとみられる。
箱を開けるには暗証番号が必要で、
番号は多くの社員が知っていたという。
放射性物質を使う事業者は、
放射線障害防止法上の許可や届け出が必要。
従業員に教育・訓練したり、管理状況を報告する義務がある。
しかし 一番の問題は従業員全員に暗証番号知らせていたと言う
危機管理に問題があります。
それと二つの鍵で開錠するにしても 二つを同じ場所で保管する
と言うお粗末な管理体制が問題でもあります。
放射性物質盗まれる 防犯カメラに不審者
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