新型インフルエンザ想定し訓練 / 新潟

新型インフルエンザの脅威が懸念される中、

全国各地で新型インフルエンザ対応マニュアルの作成や行動計画、

ガイドラインが進み始めた。

そろそろ秒読みに入った感のある新型インフルエンザであるが、

まだザワクチンの確保、備蓄には時間が掛かりそうです。



新型インフルエンザの発生を想定し、

県と新潟市、新発田市、厚生労働省新潟検疫所は29日、

新潟空港などで初めて合同訓練を行いました。



現状に即した設定として、

海外での発生から2日後に、発生国から別の国を経由して

戻った新潟市の男性が、検疫時に発熱を訴えた。



直ちに同市保健所に連絡が入り、防護服やマスク、

ゴーグルを着けた医師、看護師らが救急車で到着。

ウイルスの拡散を防ぐカプセル型の「アイソレーター」に患者を入れ、

感染症指定医療機関の同病院へ運んだ。



空気が外へ漏れないよう気圧を低く保った

陰圧式の感染症病床に患者を収容。

人工呼吸器の装着訓練も行った。



県幹部約20人が集まった対策本部では

「患者の近くに乗っていた33人は施設で健康状況を監視している」

「集会やイベントの自粛を働き掛けて」と、

報告や指示が次々と飛んだという。



さらに、実際に起こりうる状況として

一度帰宅した新発田市の同乗者も感染の疑いがあることが分かり、

泉田裕彦知事が会見で

「感染拡大の可能性が高い。外出自粛を要請する」と呼び掛けた。



終了後、知事は「気付いた点をまとめ、最悪の事態に備えたい」と講評。

大森豊緑・厚労省感染症情報管理室長は

「国や県の行動計画を十分理解し、

他の市町村でも繰り返し行ってほしい」と述べた。

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