セルフ式ガソリンスタンド窃盗

首都圏で急増…バールで精算機壊す


2006年9月以降

セルフ式ガソリンスタンド(GS)を狙って、

店員の目の前で精算機から強引に

現金を盗む事件が急増しているという。


首都圏で約120件発生し、

少なくとも数千万円の被害が出ていることがわかっている。



どの事件も未明から早朝の店員が少ない時間帯に

複数の男が乗用車で乗り付け、

バールなどで精算機を壊す強盗まがいの手口。

まさに強盗事件。



06年9月3日午前4時ごろ、

埼玉県川島町の国道254号沿いのセルフ式GSに

4人組の男が乗用車で乗り付け、

1人が店員に話し掛けているうちに、

残る3人がバールのようなもので

自動精算機4台を次々にこじ開け、

現金計103万円を奪って逃走した。



同じような事件は国道16号など幹線道路沿いに広がり、

昨年1月以降は都内や神奈川、千葉県内でも相次いだ。

東京と神奈川の都県境付近に被害が集中しており、

神奈川県内の被害は約80件に上っている。



一連の事件の犯人グループは2~4人組で、

目出し帽やマスクなどで顔を隠し、

盗難ナンバーを付けた白っぽいセダンを使用。

1人が車内で待機し、残りのメンバーがバールなどを

振り回して店員を追い払った後、精算機をこじ開ける。

犯行時間は2~3分と手際の良さが目立つという。



精算機には、多い時には100万円以上の現金が入っており、

事件後、こまめに現金を回収するようにしたという。


数年前から自動精算機を壊す手口は全国的にも

問題になっている。駐車場などの精算機も狙われている。

鍵だけは複雑な構造に変わっているものの、

構造的にはどれもほぼ同じで

窃盗団は構造をしっかり理解していて、弱点を突いて

数分の作業で現金を強奪してしまう。


窃盗事件を受け、精算機メーカーでも、

開閉部の継ぎ目を強化し、

金属製パネルで機械全体を覆うなど、

防犯対策を強化している。

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