青色照明に効果が。。。

十二月10日付の読売新聞によると、

防犯効果があるとして街路灯に用いられるようになった「青色照明」を、

鉄道会社が踏切や駅ホームに、防犯効果が高いとされる

「青色照明」を飛び込み自殺防止の目的で導入する動きが

広まっていると伝えています。



実際に自殺防止に役立つかどうかは専門家の間でも賛否両論ですが、

すでに青色照明を設置している鉄道会社では、

「それまで毎年起きていた自殺がゼロになった」などの効果を伝えている。



京浜急行は今年2月、横浜市南区の弘明寺駅で、ホームの端の照明8基を

青色照明に変えた。

同駅では前月の1月、ホーム端の人けのない場所で2日続けて

夜間に飛び込み自殺があった。

同駅は、未遂も含め、毎年2、3件の飛び込み自殺が起きており、

「自殺を1件でも減らすため、できることはなんでもしてみようと、

わらにもすがる思いで始めた」(同社鉄道本部安全対策担当)ということである。



青色照明設置後 同駅では、飛び込みは起きていない。



鉄道会社の中で青色照明をいち早く導入したのはJR西日本だった。

車が強引に踏切を渡るケースが続出し、頭を悩ませていた同社は、

2006年12月以降、大阪府と和歌山県を結ぶ阪和線などの踏切

計38か所に青色照明を設置した。

その結果、夜間の車の踏切事故がゼロになり、飛び込み自殺もなくなったという。



その他 青色照明は東名高速東京インター付近では01年から、

事故防止を目的に上下線1・8キロにわたって青色照明計152基を設置。

「『落ち着く』『冷静』というイメージをドライバーの感性に訴えることで、

安全運転を促すのが狙いの一つ」(中日本高速道路)としている。



また別の視点から同社が名神高速・養老サービスエリアのゴミ箱近くの照明を

青色照明に変えたところ、家庭からの持込ゴミが2割以上減少したともいう。



一方 青色照明の効果について、慶応大の鈴木恒男教授(色彩心理学)は

「青色を見ると落ち着くという実験データはあるが、

珍しい色だから人目につくため、犯罪や自殺を避けようという意識が

働くことも考えられる。明かり一つですべて食い止められるという

過大な期待は禁物」と話す。